私を変えた婚活

私を変えた婚活

私には懐の深さというものがなかったんですね。

 

今もあるかといえば、それはわかりません……。
でも、余裕のようなものがうまれてきたんです。それは彼の包容力のおかげだと思います。

 

「仕事をしたいならそれもいいし、疲れたなと思っているのなら家に入ってくれてもいいよ。
僕は奥さんになる人には、こうしたいという希望をハッキリと口にだして
僕に伝えてくれる人がいいんだ」

 

こう彼は言うんです。
あいまいな表現とか、なんとなくお互いわかっているだろうというのは不安なのだと言うのです。

 

実は彼、バツイチなんですよ。
前の奥さんとは何がうまくいかなかったというより、
「何をしたいと一度もちゃんとは伝えてくれなかった。僕もその人もわかっているつもりで、
実はまったくわかりあえてなかった」ということが問題だったみたいです。

 

それで、私のようにはっきりとモノを言う人間がいいと、
たとえば意見が違ったとしても互いに論議しあえる関係を築きたいと言われて、
ああ、私のような性格でもちゃんと相性のあう人はいるんだとはじめて思うことができました。

 

思っていることをきちんと相手に伝えるということと、
相手を自分の意見に従わせようとするのとは、全然違うのだということを
彼とつきあうなかで学んでいくことができたんです。

 

もうすぐ結婚をするので、退職願を会社にだしました。

 

「あのパンフレットの会社のパーティで知り合っちゃって」
と恥ずかしながら上司に報告すると、思いもがけずとても喜んでくれました。
私に、協調性がないと指摘した上司です。

 

このごろ、私がいい顔をするようになった、
部下に対してもやみくもにミスを非難するのではなく、どうしたらミスがなくなるか
一緒に考えようと言っている姿を見て変わったなと思っていたと言われたんです。

 

「すごくいい仕事をするようになったと思ったら、なんだ、結婚退職になってしまうのか」
と上司は笑いながら、祝福してくれました。
思えば部下がミスしてくれたからこそ(笑)あの婚活パーティにも
参加する成り行きになったわけですから、わからないものですね。

 

私も若いとは言えませんし、彼もバツイチのおじさん……、
だから彼は最初は結婚式をすることにちょっとためらいを感じていたようです。

 

でも、私はやはり一生に一度のことだから、せめてドレスぐらいは着たいと彼に伝えました。
彼は「やっぱり君にしてよかった。後からドレスが着たかったのに、と責められるのは嫌なんだ。
それより、自分はこうしたいって伝えてもらえたら一緒に考えて答えが出せる。
これからもそういう二人でいよう」とうなずいてくれました。

 

次の週末にはふたりでドレスを見に行くつもりです。

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