婚活で人生を変えた女達

週末のサークル活動

そんな中、ある日の夕方、みんなで解散して私と先輩である彼は同じ電車で帰宅の途についていました。
偶然同じ方向に実家があったのでいつものように和気あいあいとたわいもない話をしながら
電車のつり革につかまり立っていました。

 

すると、会社の先輩としか思っていなかった彼が急にこんなことを言ったのです。

 

「おい、佐藤。俺、 7年付き合った彼女と別れちゃったんだよ。」
「へぇー。噂の彼女ですよね、大学時代からずっと付き合ってたってよく話してくれてましたよね。どうしたんですか。」
「それが、もうそろそろ結婚を意識しないといけない頃だったんだけど、
俺のほうがふん切りつかなくて結局別れることになってしまったんだ。
それに、ちょっと社交的な部分がたりなかったんだよなぁ、彼女。
うちは兄弟も多くて親戚付き合いも派手だから結構そういうのに抵抗ない人じゃないと
はっきり言って難しいんだよね。結婚ってただ好きなだけじゃできないでしょ。」

 

そんな彼の話を何とも思わず聞いていた私ですが、そんな流れから彼は
「暇になったので一緒に食事に行こう。」とか「一緒に映画を見に行こう。」
と頻繁に誘ってくれるようになったのです。

 

彼女と別れた彼を見てもまだ「先輩」だという意識は全く抜けませんでした。
どこか敬語が抜けないしやっぱり先輩として立てている自分が常にありました。
もともと上を立てるような体育会系の人のようだったので男性陣の後輩からの人望はとてつもなく厚く、
それを素敵なことだと思っていたくらいです。
ですから、恋愛対象として私のほうがまったく見ることができなかったのです。

 

ですが、そうしたさっぱりとした付き合いの中で、彼の方が徐々に私に対する態度を変えてきました。
なんとなく亭主関白っぽく女性をどちらかと言うと下に見るような感じの彼でしたが
帰りは必ず私の最寄りの駅まで送ってくれるようになり、それが何気ない日常になっていたのです。

 

そんなある日、「彼の方からよかったら僕と付き合って下さい。」と言われました。

 

私は、彼とは今まであまりにドライな関係だったので少し戸惑いましたが、
彼は誠実でいい人には間違いはなかったので一応承諾して付き合ってみることにしました。

 

少し気を使わないといけないくらいの男らしさがあり、
家庭を守る一家の大黒柱のようにみえる、まさに昭和のお父さんタイプの彼。
私が恋愛対象、結婚対象として抱いていたイメージとは違うけれど
彼なら信じてついていけると徐々に思い始めました。

週末のサークル活動 | 婚活で人生を変えた女達関連ページ

転勤してきた独身先輩
このサイトでは、婚活(お見合いパーティーや結婚相談所)などでパートナーを見つけた女性達の出会いからこれまでを記載しております。今回は転勤してきた独身先輩との恋です。
条件の多いプロポーズ
このサイトでは、婚活(お見合いパーティーや結婚相談所)などでパートナーを見つけた女性達の出会いからこれまでを記載しております。今回は転勤してきた独身先輩との恋です。